48歳でロードバイクにハマった男の話

48歳で「弱虫ペダル」を見て、ロードバイクを始め、富士ヒルクライムの表彰台を目指します!愛車は、ビアンキ スペシャリッシマ。

赤城山ヒルクライム 2022、レース内容!

こんにちは😃
48歳でロードバイクにハマった男、シュウです。


今朝、起きたとき、先日の赤城山ヒルクライムの結果が夢であることを願ったのですが、夢ではありませんでしたね…

赤城山ヒルクライム 2022、悔いしか残らん!!!

うわーん!!!😭



ふ〜。


昨日や一昨日にコレを書いていたら、恨みつらみを書き殴っていたかもしれません。

今は心の整理がかなりついた感じです。



9月25日

7時5分にエキスパートクラスがスタート。

そのあと、スタートゲートのところに第2グループの人が並びます。
私は前から30〜40番目くらいにいたでしょうか。

スタート前に例年と違って、先導車があるとのアナウンス。
パンフレットや開催案内にも書いてなかったですが、いつ決まったのでしょうか?



7時10分、第2グループスタート。

スタートゲートをゆっくりくぐり、県道4号に入るとみんなペースが急に上がります…?
が、今年は上がりません!

第2グループの先頭付近にいたと思われる方の動画をみましたが、先頭の方々がかなり牽制しあって、最初にスピードを出さなかったみたいですね。


ゆっくりのまま、スタートラインを通過!

えっ!という感じでした。ゆっくり過ぎて…


スタートラインからもスピードはあまり上がらず、故に走行している選手たちが縦に長くなることはありません。


そのまま、ある程度のスピードで団体は走っていきました。

しかし、私くらいの者が余裕でついていけるスピード。
だから、周りには人が多く、集団は道幅一杯まで広がり、ぎゅうぎゅうな感じ。

大鳥居を過ぎて、少し行っても、集団は大きいまま。
集団の中では走行ラインを変えることも難しい感じでした。

前も後ろも横も他の選手が近く、凄く危ないと感じ始めました。

ここは、周囲に集中して、何かあったら対処できるようにと心構えだけはしていました。


スタートして10分くらいのところでした。

数台前付近を走っていた群馬一の強豪チームのピンクジャージの若い子が転倒!
そのすぐ後ろ、私の前付近を走っていた人も巻き込まれて、転倒!
その周囲の数人も巻き込まれていたようでした。

私は、いち早くフルブレーキ!!!

転倒には巻き込まれず、止まることが出来ました。が、走り始めようとしたら、後ろから追突されました。


でも、この時の記憶は曖昧なのですよね。
あまり、思い出したくない記憶かもしれません。


幸い、そんな大きな衝撃でもなかったので、すぐ走り始めました。

良かった…と安堵し、漕いでいきます。

しかし、馬事公苑の手前で、ギアの変速ができないことに気がつきました。



サイクルコンピューターを、見るとリアディレイラーの表示が0になっている!

その後、追突でリアディレイラーがやられた!と思いました。


ギアのボタンを何度も何度も何度も、
押してみますが、ギアは変わらず…


アウターの3速のまま。
とりあえず、旧料金所まで行こうと決めました!


しかし、

このまま、旧料金所からも登っていくか?

止まって、確認するか?


悩みました。ロードバイクを漕ぎながら…


止まれば、もう入賞なんてできるはずがありません!

しかし、止まらないで登っても、アウター3速では、どこまで行けるか、分かりません。


そのうち、旧料金所のところにきてしまい、決断のときが…


私は、一度止まって確認しないとダメだと考えました。
一度ギアを止めれば、リセットされるかもと簡単に考えていました。
すぐにレースに戻れるだろうと…


旧料金所は給水所にもなっており、数人の人が見えました。そこにメカニックに詳しい人がいるかもしれない!
そこで、旧料金所のところで、停車。

給水所にいたおじいちゃんにロードバイクのメカに詳しい人がいますか?と聞いたところ、

「わかんねんだいねぇ」


じゃあ、下の本部にいるメカニックに詳しい人と連絡とれますか?と聞いたところ、


「わかんねんだいねぇ」



じゃあ、あなたたちはなんでいるの?と心の中で叫び、

もう、焦りと苛立ちでわけわからん、感じでした!

しょうがないので、自力で何とかするしかない!


とりあえず、バイクスタンドにロードバイクをかけて、ギアを変えようとしますが、変わりません。

少し止めたり、動かしたり…


ギア、変わりません。


こうなったら、ロードバイクを購入したお店の店長に聞こうとお店に電話かけますが、朝7時半頃にお店が開いているわけもありません。

誰も出ない…


インターネットで検索しても何も出てこない…

今度は、リアディレイラーを見てみます。何やらボタンがあるので、押してみますが、動かない…


どうしよう。
どうしよう。
どうしよう…


汗だか、涙だか分からない液体がスペシャリッシマにボトボト落ちていました…


もう、停車して、10分ほど経ちます。

レースは絶望的です。


これまで、今年練習してきたことや参加したレースのことなど思い出してしまいました。
こんなことで、レースを棄権するのは…


ふと、リアディレイラーをよく見ると、充電カバーが開いています。

追突されたからなぁ…


もう、諦めよう…ここで、気持ちは切れました…

と思ったとき、リアディレイラー電源ケーブルが浮いているのを発見しました。


!!!


コレ、抜けてる!


↑このケーブル!


そこで、そのケーブルをグイッとはめ、変速すると

カチャ!


リアディレイラーが動いた!


フロントディレイラーも動きます!


原因はコレか!
私のロードバイクのコンポは、シマノアルテグラ8100、電動式12速なのです。

普通のワイヤー式のコンポならこんなことなかった!



すぐレースに復帰!


死にものぐるいで、登りましたが…


記録、1時間14分18秒。

年代別40位…


3年前、ロードバイクに乗り始めて、1年しか経ってないときよりも、2分遅い記録となりました。


残念でなりません。

赤城山ヒルクライム当日は、本当に調子が良かったと思います。

2週間前の志賀高原ヒルクライムのときよりも、脚の感じ、体調、体重、どれも良かった…


密かに年代別入賞狙っていました。

でも、レースでの落車はよくあることです。


仕方ない…と思ってはいますが、納得は…あまりできていません。





赤城山ヒルクライムの公式ページでも落車のことなど何も書いてありません。

どういう状況だったのか、知りたいのに…


私の今年のヒルクライムレースはこれで、終わりです。
ここにかけているところもありました。
今年の集大成として。

チームメイトなど色々な方から励ましのコメントなどいただきました。
ありがたいことです。

本当に涙が出そうです。


私は、年齢も年齢だけに来年同じパフォーマンスができるとは限りません。
若い子とは違います。
落車、トラブル無ければ…と考えてしまいます。



しかし、この悔しさをバネに秋、冬は練習して、また来年、年代別入賞を狙っていきたいと思います!



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